クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的 感想
軽い気持ちで見始めたら、結末が気になって、市役所に行く予定を忘れそうになった映画。
ネタバレしてても大丈夫!!!という方は、ゆっくり見て頂けると嬉しいです*(^o^)/*
超簡単なあらすじ
マドリードの交差点にあるバルは、常連で賑わっていた。店を出た1人の客がいきなり頭を撃たれる。どこから狙われているかわからず、店から出られない人達。道に倒れていた死体と血痕が跡形もなく消えて、どーいうこと?となるミステリーサスペンス。
登場人物を紹介します!
主人公…エレナ
ヒゲ男…ナチョ
バル店員…サトゥル
ホームレス…イスラエル
バル店主…アンパロ
客のおばさま…トリニ
あと、元警官と下着フェチの男性(名前を忘れた)が出て来ます。
これで8人なんですが、実は、序盤に咳をしながらトイレに入った大柄な男性(軍人)がいました。
ネタバレあります!!!
バルから出た人がいきなり撃たれて、その人の様子を見に行った人も頭を撃たれちゃうのがショッキングだった。
普段、ホラーとか観てる割に、血が苦手なので、「やだな〜、怖いな〜」って稲川淳二になりながら観てました。
何で狙われているかわからない8人。
テレビでも報道されていない。
サトゥルが「これは現実じゃない。夢かも!」とか言いたくなる気持ちも分からないでもない。
外の死体を跡形もなく片付けているのを、8人誰もそれに気づかないって無理あるような…と私が邪悪な心を持ち始めた頃、ついにキーパーソンがトイレから出て来ました。
見るからに感染症にかかっている軍人の男性がトイレから出て来て、みんなの前で死んでしまいます。
明らかに触っちゃいけない感じ!
でも何人か気にせず結構触る。勇者だな。
軍人に触った人は感染してるかも!ってなった後からが修羅場でしたね。
触った人は、地下室へ隔離。上に残った3人は特殊部隊(?)に焼かれるという展開。運命とは…と考えちゃいますね。
その後、ワクチンがあるということがわかったけど、5人に対して、ワクチン4本。
最近、こういう展開になる映画ばかり観てます。(偏り過ぎ)
「4本を仲良く5人で分けようよー」と私の中の天使が囁いた時、ナチョが言いました。
「規定量打たないと効かない。」
そうか。そういうものなのか。(天使も納得)
ここから地獄のワクチン争奪戦。
イスラエルが勝手に1本打った後、トリニが残りのワクチンを下水道に落としちゃう。
下水道の穴、人が通るの無理じゃないですか??
オリーブオイルを塗って通ろうとしてびっくりでした。(もこみちもびっくり)
もうオリーブオイル見るたびこのシーンを思い出してしまう。辛い。
パスタ茹でた後、オイルかけるの辛い。
サトゥルはイスラエルにやられてしまう。そして、トリニは自ら命を断つ。
トリニが自殺するのを誰も止めないところが、人間のリアルすぎた。
最後、ナチョがエレナに「きっとうまくいく」って言って落ちちゃうシーン、「ナチョーーー!!!」って私もエレナと一緒に叫びました。
最初、ナチョのこと怪しんでごめんね。
髭どした?ってからかってごめんね。
ナチョー!来世は夢を叶えてね(号泣)
でも銃持った時のナチョの本性、忘れないぞ。
銃持ってる奴最強説。を私に実感させた映画でした。人間の本性、怖かった。
そろそろ純粋なラブストーリーとか観た方がいいのでは?と私の中の天使が心配しています。
ここまで読んで頂いて、ありがとうございます*(^o^)/*